毎日の疲れを癒してくれる浴室にこだわりたい方も多いのではないでしょうか。最近のユニットバスは、標準仕様でも十分に心地よく入浴できるものが多いです。しかし、せっかくならより快適にしたいですよね。
そこで、ここではユニットバスにおすすめのオプションをご紹介します。
1.浴室におすすめのオプション
浴室におすすめのオプションを5つご紹介します。
・高断熱浴槽+断熱性の高い風呂ふた
高断熱浴槽と断熱性の高い風呂ふたを組み合わせると、お湯の熱が逃げにくくなり魔法瓶のようにお湯が冷めにくくなります。
例えば、LIXILのサーモバスSやTOTOの魔法瓶浴槽なら、お風呂を沸かした4時間後でもたった2.5度しかお湯が冷めません。非常に保温効果が高いので、追い焚きの回数を減らすことができます。
ただし、高断熱浴槽だけではこの保温効果は発揮しません。お湯を冷めにくくするためには、風呂ふたが重要です。高断熱な風呂ふたで浴槽を覆うことで浴槽のお湯の熱が逃げにくくなります。
風呂ふたがない状態だと、浴槽からどんどんお湯の熱が逃げていってしまうため、高断熱浴槽としての力を発揮できません。
・風呂ふたフック
高断熱な風呂ふたは、通常のふたよりも厚みがあります。そのまま浴室に立てかけたり、脱衣室に出しておくこともできますが、非常に大きいため邪魔になります。
すっきりと片付けるなら風呂ふたフックもオプションでつけましょう!
・浴室換気暖房乾燥機
「洗濯物を室内で乾かしたい」「寒い浴室に入るのが億劫」という方は、浴室換気暖房乾燥機がおすすめです。
例えば、共働きでなかなか日中に洗濯する暇がなかったり、梅雨時期で洗濯物を干せなかったりといった場合に、浴室換気暖房乾燥機が活躍します。浴室に洗濯物を干して乾燥機をかけることで、衣類がしっかりと乾きます。例えば下着のように、外に干すのをためらうようなものでも、浴室に干せばプライバシーも守られます。
また、寒い冬は浴室が凍えるように冷たくなります。そんな状態で熱いお湯に浸かると、血圧が乱高下して急性心疾患などを引き起こすリスクが高いです。この現象をヒートショックと言いますが、実は年間の死亡事故として交通事故よりも頻繁に発生しているのはご存じでしょうか。それだけ危険な家庭内での事故です。このような事故に見舞われないためにも、浴室換気暖房乾燥機で浴室ないを温めて入浴することをおすすめします。
・節水シャワーヘッド
水道代を少しでも安くしたい方には、節水シャワーヘッドがおすすめです。節水シャワーヘッドは、空気を含ませることで水の使用量を減らしながら、心地よさと洗浄力が衰えない仕組みになっています。
最近では、マイクロバブルやナノバブルを発生させるものもあるので、肌への洗浄効果も高まって美肌効果も期待できるでしょう。
・引き戸or開き戸
ユニットバスの標準仕様では折れ戸になっていることが多いですが、少しの追加費用を支払って開き戸や引き戸に変更することをおすすめします。
開き戸は開放感のある見た目で、浴室全体を広々とした印象に見せることができます。引き戸は横にスライドして開閉するため、力の弱い子供や高齢の方にも開けやすい扉です。また、折れ戸よりもお手入れがしやすいので、毎日のお風呂掃除の負担を軽減できます。
何より、開き戸・引き戸への変更は、そんなに追加費用はかかりません。快適性が上がることを考えると手軽に導入しやすいオプションかと思います。
2.まとめ
ユニットバスには、まるでスパのような空間にできる機能や、お掃除を楽にしてくれる機能など、他にもさまざまなオプションがあります。
きっとショールームに行くと、たくさんの魅力的なオプションに心惹かれるでしょう。しかし、全てのオプションをつけると大幅に予算オーバーする恐れがあります。オプションを選ぶ際は、「本当に必要なものか」を考えて選ぶことがおすすめです。
オプションについてもっと詳しく知りたい!という方は、ぜひお問い合わせください。家づくりも含め、お客様が納得できるようなご提案をさせていただきます。