注文住宅では、間取りも自分たちの希望に沿って作ることができます。しかし、そんな自由度の高さは、時に失敗を招いてしまうこともあります。
注文住宅の間取りでの失敗で多いのが、「収納」です。「収納が少なすぎた・多すぎた」と失敗してしまった方も多くいます。
そこで、ここでは注文住宅の収納で失敗しないための考え方をご紹介します。また、実際の事例とともに注文住宅で人気の収納アイデアも見ていきましょう。
1.注文住宅の収納で失敗しないための考え方
注文住宅で失敗しないためにも、次の4つの考え方を頭に入れておきましょう。
・適切な収納量を考える
収納を多く作りすぎると、居住スペースが狭くなってしまいます。反対に、収納が少なすぎると片付けきれずに部屋が散らかってしまうでしょう。
つまり、収納は多すぎても少なすぎてもいけないということです。
適切な大きさの収納を作るためにも、今家族全員でどのくらいの持ち物を持っており、ライフスタイルの変化を踏まえた時にどのくらいの収納量が必要になるかを把握しましょう。
・収納するアイテムに合った収納を作る
使いやすい収納を作るためにも、収納するアイテムに合った収納を作りましょう。
衣類をしまう収納には棚板やハンガーパイプをつけたり、食材や生活用品をしまうなら可動式の棚が良いでしょう。注文住宅では間取りを考える段階から、どこに何をしまうのかを考えながら計画を立てることが大切です。
・動線上に収納を作る
例えば、リビングで使うものをしまうなら、リビングに収納があると便利です。また、洗濯機の近くや寝室の近くに衣類をしまう収納スペースがあると、さっと衣類を取り出したり片付けたりすることができます。
このように、動線上に収納を作ることで、より効率の良い動線を作ることが可能です。
・ライフスタイルの変化も考慮する
快適な暮らしのために物を増やさないことも大切ですが、子供の成長などでどうしても荷物が増えてしまうこともあります。
ライフスタイルの変化も考慮して、余裕のある収納計画を立てることも大切です。
2.注文住宅で人気の収納アイデア
ここからは、Ocean Studioで実際に施工した実例をもとに人気の収納アイデアをご紹介します。
・シューズクローク
シューズクロークとは、玄関と土間続きの収納スペースです。靴だけでなく、子供の外遊びの道具や三輪車・ベビーカーなどを収納できます。
また、マリンスポーツやアウトドアが趣味の方なら、サーフボードやキャンプ用品などを収納する場所として使うのも良いでしょう。外で使って汚れたものを家の中に持ち込む必要がないので、室内を綺麗に保てます。
こちらの事例では、直接お風呂に行ける土間収納となっています。Ocean Studioではこのようなアイデアもご提案できます!
・パントリー
パントリーには、常温の食材や調理器具などを収納するのに便利です。買い物してきた食材や生活用品をしまっておくことで、キッチンでの作業の際にさっと取り出すこともできます。
また、キッチンスペースに生活感を出したくない方なら、パントリーに電子レンジや冷蔵庫などをしまってしまうというというアイデアもあります。
使う人次第でさまざまな工夫ができるパントリーも、収納アイデアとして人気が高いです。
・ファミリークローゼット
家族の衣類を一箇所にまとめて収納できるクローゼットです。ランドリールームの近くに設置すれば、乾かした衣類をすぐに収納できるので洗濯効率を高めることもできます。
広いファミリークローゼットを作れば、家族ごとでエリアを決めることでそれぞれの荷物を自分で管理することも可能です。
3.まとめ
今回は収納スペースについて解説しました。注文住宅では、さまざまな収納アイデアを取り入れることができます。ご自分たちのライフスタイルにぴったりの収納を取り入れましょう。
「どんな収納を取り入れれば良いかわからない」「収納のアイデアが欲しい」という方はOcean Studioへご相談ください。