注文住宅では、窓の形や位置・数も自由に決められます。
しかし、慎重に窓選びをしなければ失敗してしまうこともあるのはご存じでしょうか。
ここでは、窓選びでよくある失敗例と、窓選びのコツについてご紹介します。
1.窓選びでよくある失敗例
まずは窓選びでよくある失敗例として次の5つをご紹介します。
・家具の置き場がない
日当たりの良い空間にしたいからと、窓をたくさん設置する人もいます。しかし、窓をたくさん設置すると壁が少なくなってしまい、家具を置くスペースがなくなってしまいます。
家具の置き場に支障が出ないように、手持ち家具の置き場所を考えながら窓を設置しましょう。
・日の光が眩しい
屋根や天井に設置する天窓は、壁に付ける窓の3倍もの光を取り込むことができます。日当たりを良くしたい場合も効果的です。しかし、想像以上に日当たりが良くなりすぎて眩しくなることもあります。
また、東側・西側の壁に大きな窓を設置した時にも同様のことが発生する可能性があり、「失敗した」と感じる方も多いようです。
・外観がカッコ悪い
日当たりや風通し、室内の住み心地にこだわって窓を設置したところ、外観がカッコ悪くなってしまった、という失敗もあります。
窓は機能性だけでなくデザイン性も意識して選ぶことが重要です。
・夏暑くて冬寒い
必要以上に窓を大きくしたり、数を多くしたりすると、その分外気の影響を受けやすくなります。その結果、窓から熱気や冷気を取り込んでしまい「夏暑くて冬寒い」家が完成してしまうのです。室温も考慮した窓選びが重要になってきます。
・お隣さんの視線が気になる
窓はお隣さんの家との関係性も考えて設置しなければなりません。せっかく大きな掃き出し窓を設置したけど、お隣さんの視線が気になって日中もカーテンを閉めた状態にしている、と窓選びに失敗した方もいるほどです。
2.窓選びのコツ
窓選びのコツとして、以下の5つをご紹介します。
・家具の配置を考える
窓選びの際には、どこにどんな家具を配置するかを考えて設置しましょう。
窓が大きすぎると大型家具を置けなくなってしまうため、小窓を設置するなど工夫が必要です。
・周辺環境を考慮して窓を設置する
お隣さんの家との位置関係や道路の位置などを考慮して窓を設置しましょう。
外の視線が気になる場所に大きな窓を設置すると、日中もカーテンを開けられなくなってしまいます。
高窓や地窓も使って室内に日の光を取り込みつつ、プライバシーを確保しましょう。
・デザイン性も考慮する
機能性だけでなく、外から見た時の外観デザインも考慮しましょう。せっかく家を建てるなら、外観もかっこいいデザインにしたいものです。
外観イメージができない、という場合は、住宅会社に模型や3Dパースなどを作成してもらって確認すると良いでしょう。
・断熱性・気密性も重視する
窓が多いとその分断熱性・気密性にも影響します。
室内をより快適に過ごすためにも、断熱性能の高い窓を選ぶことも大切です。
また、引き違い窓やルーバー窓は構造的に気密性が低くなりやすいため、多用すると断熱性・気密性が落ちやすくなるので注意しましょう。
・風通しを意識する
風通しを意識して、1つの部屋に2箇所以上の窓を設けるようにしましょう。窓が2箇所に設置されることで、風の通り道ができ、効率よく自然換気が行えます。
3.まとめ
また、室内での機能性や開放感だけでなく、外から見た時のおしゃれさやプライバシーなど様々な視点から窓選びを考えなければなりません。
そのため、注文住宅の窓選びは失敗しやすく、「選んで後悔した」という方も良くいます。
窓の選び方に悩む方は、プロの意見も参考にしましょう。
Ocean Studioでは、断熱性能が高くておしゃれな「モンタージュ」と呼ばれる窓を採用しています。見た目のおしゃれさと快適性を両立させた優れた窓です。
きっとあなたの理想の輸入住宅を実現できるでしょう。