家を建てると決めたら、間取りを考えて設備を決めてと様々な準備をしなければなりません。全ての準備が終わったら、いよいよ工事がスタート!
しかし、工事を始めるためには「建築確認申請」を行わなければなりません。
建築確認申請の審査に通過しなければ、工事を始めることはできません。
ここでは、建築確認申請について詳しく解説していきます。
1.建築確認申請とは?
建築確認申請とは、新築や増改築など、建物を建てる際に必ず行わなければならない手続きです。その目的は、建てる建物が建築基準法などの法律に適合しているかどうかを国や地方自治体などが確認するためです。建築基準法や条例に適合していない場合、審査が通過できず工事を始めることができません。法律に則った建築計画に変更をする必要があります。
なぜ建築確認申請が必要なのでしょうか。それは、建築確認申請が、建築基準法を守って建物が建てられていることを確認するための手続きだからです。建築基準法は、建物の構造や防火、日照など、私たちの安全や快適な生活を守るための最低限の基準を定めています。この最低限の基準を満たしていない建物は違法建築となってしまいます。
建築確認申請は、原則として建築主(家を建てる人)が行う必要がありますが、建築士に委任することも可能です。家づくりを行う住宅会社に申請をお願いしましょう。
2.2025年4月の法改正とは?
これまでの建築確認申請では、平面図や配置図などの基本図面をもとに審査が行われていました。しかし、2025年4月には法改正により、木造2階建てや延床面積200㎡を超える木造平屋建ての建物の場合、省エネ基準を満たした建物であることを証明しなければなりません。
法改正の目的は、建築物省エネ法の改正により全ての新築住宅や非住宅が省エネ基準への適合を義務付けられていることに対応するためです。
この法改正により、これから建てる家は全て省エネ基準を満たさなければならなくなります。
省エネ基準を満たすためにも、断熱材の厚みを変えたり、断熱性能の高い窓を採用するなどの対応が必要です。そうなると家の価格も上がることがあります。
ただ、Ocean Studioでは、断熱性能の高い断熱材や窓をすでに採用しており、省エネ基準を十分に満たす家を建てられます。
「省エネ基準を満たすために予算をあげなければならないの?」と心配の方もご安心ください。
3.まとめ
建築確認申請は、家を建てるためにも必ずすべき申請です。建築基準法や条例を満たした家を計画することは、家づくりにおいても最低限クリアすべき条件でもあります。
建築確認申請や2025年4月からの法改正について気になる方は、Ocean Studioへご相談ください。