これから家づくりを始める方の中には、初めてモデルハウスへ見学に行くという方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は初めてモデルハウス見学をされる方に向けて、必要な準備やチェックポイント、注意点をご紹介します。

1.モデルハウスに行く前の準備

モデルハウスに行く前の準備としては、以下の3つを行っておきましょう。

・見学する会社を2〜3社まで絞る

限られた時間で効率的にモデルハウスを見学するためにも、2〜3社まで候補を絞ることが重要です。目的もブレにくく、比較検討もしやすくなります。事前にカタログやホームページをチェックして、気になる住宅会社を厳選しましょう。

・事前に予約する

住宅会社によっては事前予約が必要な場合もあります。混雑を避けてゆっくり見学できるだけでなく、個別に対応もしてもらえるので質問しやすいです。

・持ち物を用意する

必要な持ち物は、筆記用具・メジャー・カメラ・家具の寸法を書いたものや敷地の図面です。カメラに関しては、撮影許可をもらってから撮影を行ってください。

2.モデルハウスでチェックするポイント

モデルハウスでチェックするポイントは次の6つです。

・建物全体の雰囲気

建物のデザインが自分好みか、ライフスタイルに合っているかを確かめましょう。

外壁・内装に使われている素材の質感や耐久性もチェックしてください。

・高さや幅

天井高さに圧迫感がなく、開放感が感じられるかチェックしましょう。

ドアの高さや窓の大きさ、収納の高さなども判断材料になります。

・動線

家事動線や生活動線、来客動線がスムーズか、自分の生活スタイルに合っているかを確かめてみてください。

・収納スペース

十分な収納が確保されているか、使いやすいかを確かめましょう。

また、クローゼットやパントリーなど収納の種類が豊富かも見ておくこともおすすめです。

・住宅会社の標準仕様

住宅会社によって標準仕様は異なります。また、モデルハウスに使われている設備や仕様はオプションの可能性もあるので、どれが標準仕様なのかは確かめておきましょう。

・担当者の対応

担当者は、住宅の知識が豊富か、説明がわかりやすくて信頼できるか、自分の要望を汲み取った提案をしてくれるのかを見極めましょう。

担当者とは長く付き合っていくので、相性は非常に重要です。

3.モデルハウス見学での注意点

モデルハウスで見学する際は、以下の3つに注意しましょう。

・マナーを守る

予約時間を厳守、室内での飲食は厳禁です。写真撮影したい場合は、スタッフにあらかじめ確認を取ってください。

モデルハウスでは、素足厳禁の場合もあります。靴下は持ってきておきましょう。また、壁を素手で触ってはいけない場合もあるので、スタッフの指示に従ってください。

・明確な要望をアンケートに書く

理想の家のイメージを書き出したり、優先順位や大まかな予算、疑問点などを細かく書き出すことで、担当者からも詳細な提案をしてもらえます。

・子どもから目を離さない

子どもが段差などで転倒してケガをしないように目を配りましょう。また、子供が騒がしい場合は、一旦外に出るなどして他の来場者への配慮も忘れずに。

4.まとめ

初めてのモデルハウス見学で緊張される方もいるでしょう。

これまで解説したことを参考に、事前準備を行ってモデルハウス見学へいってください。

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