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ブリックタイルって何?おすすめの施工場所も紹介

おしゃれなカフェや雑誌で見るレンガの壁。憧れるけれど、本物のレンガは大変そう…そんな悩みを解決するのが「ブリックタイル」です。ブリックタイルとは何か、本物のレンガとの違い、賢い選び方、そしてお部屋や外観を素敵に演出するおすすめの設置場所まで、プロの視点で分かりやすく解説します。DIYから本格リフォームまで、あなたの理想の空間づくりをサポートします。

1.ブリックタイルって何?

ブリックタイルとは、簡単に言えば「レンガ調に作られた薄いタイル」のことです。本物のレンガをスライスしたものや、粘土やセメントを主原料にレンガ風に成形・焼成して作られます。

本物のレンガを積み上げる工法とは異なり、ブリックタイルは既存の壁に「貼り付ける」ため、比較的軽量で施工が容易なのが最大のメリットです。これにより、リフォームやDIYでも手軽にレンガの持つ温かみや重厚感を空間に取り入れることができます。

また、アンティーク調からモダンなものまで、色、形、質感のバリエーションが非常に豊富で、内装・外装のアクセントとして空間の雰囲気を大きく変えることができます。耐久性や耐火性に優れた製品も多く、デザイン性と実用性を兼ね備えた魅力的な建材です。

2.ブリックタイルの選び方

理想の空間を実現するためには、ブリックタイルの選び方が重要です。種類、形と色味、そして貼り方の3つのポイントを押さえましょう。

2-1.種類を知ろう

ブリックタイルは主に材質によって分けられます。代表的なのは、粘土などを高温で焼成したセラミックタイル(窯業系タイル)で、耐久性や耐火性に優れ、デザインも豊富です。本物のレンガに近い質感が特徴です。

次に、セメントを主原料とするセメント系タイルは、コストを抑えやすく、独特の風合いを持ちます。ただし、吸水性が高い場合があるため、使用場所に応じた防水処理が必要なこともあります。

その他、DIYにも適した軽量ブリックタイルや、環境に配慮したリサイクル素材のタイルなどもあります。屋内用か屋外用か、耐候性なども考慮して、設置場所に適した種類を選びましょう。

2-2.形と色味を選ぼう

タイルの形と色味は、空間の印象を決定づける重要な要素です。

形状は、一般的な長方形の平物(ひらもの)が基本で、サイズも様々です。壁の角をきれいに仕上げるためのコーナー役物(L字型タイル)も活用しましょう。

色味は、温かみのある定番の赤レンガ系、明るく清潔感のある白・アイボリー系、モダンでシックなグレー・ブラック系、落ち着いた雰囲気のベージュ・ブラウン系など多岐にわたります。複数の色を組み合わせたミックスカラーも個性的です。お部屋全体のインテリアテイストや家具との調和を考え、サンプルを取り寄せて実際の光の下で確認するのがおすすめです。

2-3.貼り方を工夫しよう

同じブリックタイルでも、貼り方次第で印象は大きく変わります。代表的な貼り方を知っておくと、よりイメージに近い空間を演出できます。

馬踏み目地(うまふみめじ): 最もスタンダードで、レンガを半枚ずつずらして積む、安定感のある貼り方です。

イギリス張り: 長手と小口を交互に見せる段を組み合わせ、重厚感と格式を出すクラシカルな貼り方です。

フランス張り: 一段の中に長手と小口を交互に配置し、装飾的で華やかな印象を与えます。

イングリッシュガーデン張り: やや不規則性を持たせ、ナチュラルで古びた趣を出す貼り方です。

アメリカ張り(長手積み): 長手面だけ、または長手面と小口面を数段おきに見せる、すっきりとした貼り方です。

ランダム張り: 規則性を持たず、自然でラフな、あるいは個性的な雰囲気を出す貼り方です。

これらの貼り方に加え、目地の色や太さも重要です。タイルと同系色の目地は一体感を、対照的な色はメリハリを生み出します。太い目地は素朴に、細い目地はシャープな印象になります。

3.ブリックタイルはこんな場所におすすめ!

ブリックタイルは、デザイン性と施工のしやすさから、様々な場所で活用できます。特におすすめの設置場所をご紹介します。

【屋内編】
リビングのテレビボード背面やソファ後ろの壁にアクセントウォールとして使用すれば、空間に深みと個性が生まれます。キッチンのコンロ周りやカウンターに貼れば、おしゃれなカフェのような雰囲気に。玄関や廊下、寝室のヘッドボード側の壁、トイレや洗面所の一部に取り入れるだけでも、空間の印象が格段にアップします。

【屋外編】
外壁の一部にブリックタイルを用いると、建物に表情と重厚感を与えられます。玄関周りや門柱、アプローチに施工すれば、住まいの第一印象がおしゃれになり、植栽ともよく調和します。

【店舗利用】
カフェやレストラン、ショップなどのファサードや内装にブリックタイルを使えば、お店のコンセプトを効果的に演出し、魅力的な空間を作り出せます。

4.まとめ

ブリックタイルは、レンガの持つ温かみや質感を、手軽に多様な空間に取り入れられる優れた建材です。種類や色、形、そして貼り方の組み合わせ次第で、理想の雰囲気を自在に創り出すことができます。

リビングのアクセントからキッチンの壁、外壁や店舗デザインまで、その可能性は無限大です。この記事でご紹介した選び方や設置場所のアイデアを参考に、ブリックタイルであなたの空間をより個性的で心地よいものにしてみてはいかがでしょうか。DIYも楽しいですが、広範囲の施工はプロに相談することも検討し、まずはサンプルなどで実物を確認することから始めてみましょう。

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