浴室には、システムバスを採用する場合と、在来工法を採用する場合の2パターンがあります。
ここでは、システムバスと在来工法の違いについてご紹介します。
こだわりの浴室を作るポイントも見ていきましょう。
1.システムバスとは?
システムバスとは、あらかじめ工場で作られた浴槽、浴室の壁、床、天井などを現場に搬入して組み立てた浴室のことです。
在来工法の浴室よりも短い工期で組み立てることができ、断熱性・保温性が高いというメリットがあります。また、各メーカーから出ているシステムバスは、どれもお手入れがしやすいです。お風呂掃除は、腰を曲げて浴槽の中を磨いたりと、意外と重労働です。
しかし、メーカーから出ている最新のシステムバスの中には、自動洗浄機能のあるものや、シャワーで洗い流すだけで汚れも綺麗に落とせる素材でできた製品もあります。
また、浴槽に浸かっている間、肩からお湯が出て全身を温めてくれる機能や、まるでスパのように細かい泡を出して肌に潤いを与える機能など、より入浴時間を楽しめる贅沢機能も。
システムバスは、さまざまな機能やオプションを自由に組み合わせることで、自分に合った
浴室を設計できます。
ただ、決められたラインナップからでなければ選べないため、もっと自分のこだわりを繁栄したい方には、物足りないかもしれません。
2.在来工法とは?
在来工法とは、完全オーダーメイドの浴室のことです。
壁・床・浴槽・水栓に至るまで、自分で選び組み合わせて設計します。素材も自由にえらべるので、あこがれのヒノキ風呂やカラフルなタイルを使った壁、全面ガラス張りの高級感のある浴室など、型に囚われない作りが可能です。
ただし、こだわればこだわった分だけ費用が高くなります。
予算に合わせて、どこまで自分のこだわりを反映させるかを検討してみましょう。
3.こだわりの浴室づくりのポイント
こだわりの浴室づくりをする場合、3つのポイントがあります。
1つ目は、浴室の広さを考えること。
快適な入浴時間にするためには、浴槽の広さが重要なポイントです。特に、浴槽の長さは、ゆったりと全身を伸ばして入浴できるかどうかに大きく影響します。
ご家族の中で最も身長の高い方の身長を基準にして浴槽の長さを決めるのが良いでしょう。例えば、身長180cmの方がご家族にいる場合、140cm以上の浴槽を選ぶと、より快適に入浴時間を楽しめます。
小さなお子様がいるご家庭では、お子様と一緒に入浴する機会も多いです。そのため、浴槽の広さに加えて、同時に何人入れるかも考慮しましょう。家族全員が快適に過ごせる浴槽を選ぶことで、より豊かなバスタイムが実現します。
2つ目は、オプション設備を付けるかどうか。
先に述べたような、肩からお湯が出てくる機能や、マイクロバブルで肌をすべすべにする機能、ジェットバス機能など、さまざまな機能があります。
ショールームで魅力的な機能を説明されると、ついついどれもつけたくなってしまいますが、機能を付けるかどうかは、「本当に使うのか?」を考えてみましょう。
例えば、普段はシャワーを使うことが多く、あまり浴槽につからないという方だと、ジェットバス機能などは搭載しても使わない可能性があります。オプション機能は高額なものも多いので、普段の自分の生活スタイルを見直して付けるかどうか決めなければ、勿体無いことになりかねません。
3つ目は、使い勝手が良いか。
掃除がしやすいかどうかが重要です。お風呂はほぼ毎日使うので、毎日掃除しなければなりません。掃除のしやすい素材を使ってあれば、毎日の掃除も楽にこなせます。
特殊形状の浴槽やひのきのお風呂だと、メンテナンスが大変です。導入するかどうかは、メンテナンス方法を知った上で検討した方が良いでしょう。
4.まとめ
システムバスも在来工法の浴室もどちらも魅力的です。
どちらを選ぶかは、自分たちの生活スタイルや予算を考慮して選ぶことをおすすめします。
Ocean Studioでは、お客様の要望に合った浴室をご提案いたします。
一緒に快適な浴室プランを考えていきましょう。